【残りわずか】RULI Soil Project Lot.1704 -Bourbon- / Rwanda

熟した蜜柑やアプリコットの風味に、黒糖を溶かしたようなふくよかな甘さが特徴的なコーヒーです。
アフターは良質な烏龍茶のような、柑橘類の華やかな風味が続きます。
RWANDA CHALLENGE 2025 でも使用されたロットです。

2000年に創立されたDukunde Kawa Musasa協同組合は、約300名の農家により生産が始まりその内約20%が女性です。3基のウォッシングステーション(CWS)があり、Ruli(ルリ)CWSは2004年に稼働開始しています。
Ruliでは、824の農家から運ばれたチェリーを使い精製されています。この土地の特徴として雨が多く豆の生育が遅い分、高品質でボディーのしっかりしたチェリーが生育します。1農家あたり約200本のコーヒーの木を栽培していて、収穫された日にち（今回のロットは4月17日収穫のもの）で細かなロット分けがなされています。

今回のロットは、Dukunde Kawa Musasa協同組合と、そこから毎年買い付けを行っているONIBUS COFFEEとの共同プロジェクト「ソイルプロジェクト（コーヒーコンポストプロジェクト）」からの買付ロットです。
このプロジェクトは、ルワンダコーヒー農家が堆肥を自律生産できるよう、継続的な技術及び金銭サポートを目指します。
2023年から農家さんたちと一緒に堆肥を仕込み今期初めて収穫され、日本までやってきました。
コーヒーのクオリティは気候や精製、乾燥状況などさまざまな要因が関わっており、堆肥効果みを測定することが難しいです。しかし、検査機関による土壌調査で好ましい数値が検出されました。またプロジェクトに携わる農家さんからも、「土の状態が良くなった」「葉やチェリーが健康的になった」などたくさんの良いフィードバックもあったといいます。
今後も継続が決定しているこのプロジェクトによって毎年どういった変化が出るのか、ぜひプロジェクトの一員となった気持ちで味わってみてください。

Taste
Orange, apricot, oolong tea, brown sugar

Profile
Producer : Dukunde Kawa Musasa Cooperative【Ruli CWS】

Region : Gakenke

Variety : Bourbon